島根県邑南町の城跡
ここでは、島根県邑南町内にある城跡の詳細を紹介しています。
琵琶甲城(矢羽城) 写真集
邑南町(旧羽須美村)口羽にあった琵琶甲城は別名「矢羽城」とも言い、毛利家家臣の口羽氏の居城でした。
享禄3年、毛利元就は高橋重光・興光を謀殺して高橋氏を滅亡させ、高橋領を手に入れます。その中心として、口羽に志道広道の次男・通良を置き、琵琶甲城を築きました。
以後、毛利家が防長移封になるまで口羽氏の拠点として栄える事になります。(撮影:2010年3月)
琵琶甲城の東、口羽駅側からの遠景
(この写真だけ2009年夏撮影)
旧小学校のグラウンドから宮尾山八幡宮に登る石段があります(地図)。
ここは駐車スペースが十分あります。
宮尾山八幡宮
ちなみに八幡宮には天然記念物「あづまひがん」があります
あづまひがん
この案内表示があるなら、琵琶甲城の案内もしてほしいものです。
八幡宮の右側に、城跡へ通じる山道があります。
しばらく歩き、土橋状の尾根を越えれば城域です。
すぐに何段もの削平地に出会います。
城の南側に小規模の削平地が続きます
谷沿いにダラダラと平坦地が続いています。
やがて広い郭に出会います。
主郭南側の中腹にある、居住空間と思われる郭です。
その郭の西側奥方向
無造作に案内板が置いてあります。
城山(主郭)方面に登っていきましょう。
中腹の郭から山頂に向かって直線的な竪堀が存在します。
かなり深く、山道を完全に分断しています。
直線を描く竪堀を見上げてみます。
かなりの長さがあります。
→ 琵琶甲城 主郭へ
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