廃寺・無住寺院を訪ねて
ここでは、島根県邑南町やその周辺市町村にて、廃止、もしくは無住となってしまった寺院を紹介しています。
最妙寺(最明寺・西明寺:邑南町日和)
日拝山 最妙寺 臨済宗
もと鎌倉最明寺北条時頼の開基との言い伝えがある。永生年中の末(1515年頃)三原城主小笠原源苗裔長隆堂宇を再建し、その後慶長3年(1598)に全焼。明暦3年(1656)再建と伝わる。
その後天明2年9月に再建ともあり、京都嵯峨天龍寺の末寺となっている(以上、石見町誌より)。
現在は跡地に敷石や瓦などが散乱するだけである。近所の人によると、昭和の時代には住職もいて門徒もあった。昭和45年頃に本堂が崩れた記憶がある、とのことで、その頃までには無住になったのだろう。
最妙寺の位置(Googleマップ)
1976年 航空写真
跡地(GoogleMapビュー)
以上、撮影は2018年10月
>> 廃寺を訪ねて 寺院一覧
関連記事