廃寺・無住寺院を訪ねて
ここでは、島根県邑南町やその周辺市町村にて、廃止、もしくは無住となってしまった寺院を紹介しています。
西覚寺(美郷町 京覧原)
神休山 西覚寺 浄土真宗本願寺派
寺伝によれば、開創は享保3年3月(1718)で現地に一宇を建立。三代の時に西本願寺より木仏寺号を許可され西覚寺を称する。
その後、東派(東本願寺)に移ったが、明和年間に火災にあい、五代の時に本願寺派に復帰。天明元年五月に法如宗主御判による十四代寂如宗主の御影一幅が下付された。安政6年11月に本堂再建。
長らく無住が続き、詳細は不明。
「神休山」山号について伝承あり。地頭所の八幡が京覧原の向う谷に来て地蔵になったといい、それを安置したのがこの寺だという伝説からついた山号だという。往古天台宗の庵であったらしい。
西覚寺の位置(Googleマップ)
以上、撮影は2018年10月
>> 廃寺を訪ねて 寺院一覧
関連記事