廃寺・無住寺院を訪ねて
ここでは、島根県邑南町やその周辺市町村にて、廃止、もしくは無住となってしまった寺院を紹介しています。
淳照坊（美郷町 小林）
向谷山 淳照坊 浄土真宗本願寺派
開基は慶安三年（1855）五月と伝えられ、元は吾郷の向谷にあったという。本寺は粕淵浄土寺。その後、小林に写り、大正九年三月に堂宇を再建した。
いつの頃か火災にあい、過去帳など焼失したため詳細は分からない。
昭和63年放送のNHKスペシャル「寺が消える」で本堂が映し出されているが、その時既に無住になって久しかった模様。その後、建物は取り壊され更地となった。
住民の話によると、住職は学校の先生をしていたそうで、その奥方は老人ホームで健在（2021年時点）。
淳照坊の位置（Googleマップ）
昭和51年（1976）航空写真
（国土地理院国土画像閲覧システム）
町道からの入り口
寺院跡への道
本堂跡地
敷石を集めたものでしょうか。
以上、撮影は2021年4月
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