廃寺・無住寺院を訪ねて
ここでは、島根県邑南町やその周辺市町村にて、廃止、もしくは無住となってしまった寺院を紹介しています。
円正寺 跡地(江津市 桜江町後山)
浄土真宗本願寺派 高林山 円正寺。
宝永四年九月に願主浄智により寺名の申替えをしたと伝えられるが、それ以前の寺名は不明。
元南佐木(三原村)にあったが、明治16年10月11日常光寺趾の現在地に移転。西円寺の一子岡本寂静が入って住職となる。西円寺の分家寺なりと西円寺記にあるという
。その後、移転した。
過疎の波を受け、周囲は打ち捨てられた空き家だらけの山奥である。後山集会所の裏側は竹やぶが酷く、とても入ることはできなかった。集会所隣にかろうじてお堂の朽ちた跡がみられたが、神社っぽく、寺のものかは不明。
円正寺の位置(Googleマップ)
1976年 航空写真
2020年の地図でも寺院マークがある
後山集会所。この後ろが寺だったのだが……
集会所脇から登る道はあれど、藪が酷くて入れない。
集会所隣の、お堂の跡
以上、撮影は2019年3月
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