戦国の石見を探る……邑南町の城跡や史跡を紹介

島根県邑南町(旧 石見町、瑞穂町、羽須美村)の城跡や史跡・遺跡を紹介しています  

廃寺を訪ねて

 ここでは、島根県邑南町内とその周辺で、廃寺となった地を訪ねた記録を紹介しています。

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◆了泉坊(邑南町 旧羽須美村 上田平佐)

 浄土真宗本願寺派 峯林山 了泉坊。開基は慶長十四年八月(1609)
 羽須美村誌によると、明治元年十一月九日夜に出火して全焼。明治二年に本堂と庫裡が落成、大正二年に屋根を瓦に吹き替えた。梵鐘は宝永十一年に鋳造されたが太平洋戦争で出され、昭和二十六年に再鋳造。経蔵は大正九年に完成して一切経を購入した、とあります。
 昭和63年に住職が亡くなってからは無住。
 元々は禅宗か何かの寺だったのではないかと思うほど、浄土真宗寺院にしては非常に立地が悪い。周囲は激しい過疎化の波を受け、近くの浄福寺と合併の予定だったが、宗教法人解散の手続きが取られ、建物は解体されることなく放置されることに。寺は現在、静かに、そして荒々しく自然に還ろうとしている。もう数年で本堂はすべて崩れ落ちることでしょう。


了泉坊の位置(Googleマップ)

了泉坊 全景

了泉坊 本堂

廃寺 写真

了泉坊 本堂

崩れ落ちた屋根

本堂

床も崩れ落ちています

庫裡

経蔵

梵鐘

廃寺 全景

  以上、撮影は2016年3月

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邑南町の城|中世・戦国の石見

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